12月9日 (土)  神風たらしめたものは

元の襲来、いわゆる元寇は台風が元の船団を壊滅させたため、わが国は難を逃れることが出来、それ以来、わが国は神に守られていることになっている。
このときの死者は7万人との事で、史上最大の海難事故?らしい。

しかし、このとき、アラカンなど司令部に属するような高官達は、遠征旅団のほとんど?が壊滅したにも関わらず、無事に生き残ったようで、この点に疑問をもった人がいろいろと調べたところ、彼らが利用していた船に大きな理由があることがわかったらしい。
元々、フビライが一年で4000隻の船舶を造船し、日本へ攻め入る計画を立てた事が不幸の始まりで、粗製された船舶(重要部品の加工精度不良)があったり、すべてを新たに建造することが出来ないため、川船(キールの無い平底の船で揺れに弱い)なども徴用したようである。

番組では北九州のなんちゃらと言う島の海底から、加工不良の部品や、川船を転用した事が読み取れるような木簡?が見つかっていた。

ってな訳で、ちゃんとした船に乗っていたお偉いさんは助かったけど、間に合わせの船に載せられた兵隊さんはほとんどが溺死してしまったと言うことであり、確かに神風が吹いたお陰で侵略を免れたことは事実のようだが、本当の理由はフビライの無謀な計画と言うか、思いつきが招いた悲劇だったと言う事である。

この後、元も衰退の運命を辿ったと番組は締めていたが、わが国もこの一件では御家人に新たに与える土地が手に入らず、鎌倉幕府衰退の大きな原因になったと子供の頃に習ったような記憶があるのだが、間違っていたら笑っといてください。

世の中、いろんな事があるけど、風吹けば・・・式に元を辿っていけば、必ず人災に辿りつくようである。
人間って、ホンマに愚かですなぁ。

20061209-1.jpg 20061209-2.jpg