まだ、一試合残っているが、前半戦とも言える交流戦までの日程がほぼ終了した。ここまでの戦績は

 

戦績:15勝19敗1分:勝率.441
得点:141、平均(4.03)
失点:123、平均(3.51)

 

となっている。
ドシロウト故に、そんなことではアカンと思いながらも、TV放送などで目の当たりにする場面だけで八つ当たり気味の評価をしてしまう。昨年までと比べて采配面で大きく違う点はなんと言っても先発投手を引っ張ること。それと、それに関係するのかも知れないが仕掛けが遅いというか、手駒を使い切らないうちに負けてしまう事が揚げられる。昨年まではJFKと称された強力リリーフ陣を前面に押したて、先発は5ないし6イニングをゲームを作る事を目的に投げさせ、結構、早めに仕掛けていた。*1一方、打線の方は、打てない外人が入れ変わっただけで、相変わらず、勝負強さが無いし、ちょっと調子良い投手に当たると、全く打てなくなる体質がずーっとここ数年続いている。投打ともに、年を経れば、強化される部分もあれば、弱体化する部分もあるだろうが、ここまでの戦績をみると、一年でここまで弱くなるか?と言う感想が否めない。それでは数字的にはどうなっているのだろうか?データベースに訊ねてみた。

 

先発引っ張るねぇ

 

ちょっと、ムリがあるかも知れんけど、昨年までの先発の投球回数と今年のここまでのものとを比較してみた。*2

年度7回以上5以上7未満5回未満
2009年12試合:34.3%22試合:62.9%1試合:2.9%
2008年30試合:20.8%84試合:58.3%30試合:20.8%
2007年14試合:20.8%80試合:55.6%50試合:34.7%
2006年51試合:34.9%76試合:52.1%19試合:13.0%

これをどう見るかやけど、投球回数7回以上のパーセンテージが井川が在籍した2006年度とほぼ同じ値になっている点がマズ注目される。当時、井川の穴と称された200イニングが、ここに来て、漸く埋まりつつあると言えるので無いだろうか。また、投球回数5イニング未満のパーセンテージについては、この表にはデータが無いが、2006年度はこの19試合を7勝12敗と健闘?している。2009年は1試合を1敗なので、2006年を12敗とすれば、パーセンテージは4.6%となり、今年の値に近くなる。

 

ここで、2006年に思いを馳せると、この年は前年打点王に輝いた今岡の打撃不振と久保田の骨折による戦線離脱があり、夏場以降猛烈な追い上げを見せるも優勝を逃している。ちなみに、この年は得点597、失点507、84勝58敗4分、勝率.592と言う戦績であった。結果としては残念なものに終わったが、残した数字は十分なものだったと思う。優勝した前年のデータを持ち合わせて無いので言い切れない部分はあるが、事、投球回数における役割分担という点で投手陣を見た場合、最も理想的な形であると言えるかも知れない。

 

もし、真弓監督の中にこの年のような役割分担を理想とするものがあるのなら、その意思はコーチ、選手、フロントと共有されているのだろうか?

 

勝負弱いんちゃう?

 

どうも今年は僅少差で競り負ける試合が多いような気がしている。4月にあれほど金本が爆発したにも関わらず、それに見合うようなちーむ成績が残せていないのは、他の野手がほとんど打てなかったこともあるが、ムダ打ち*3も多かったのではないだろうか。そこで得点差別の勝敗を調べてみた。

 
得点差年度勝ち負け勝率
4点差以内2009917.346
20086644.600
20076143.587
20066446.582
1点差200948.333
20082215.595
20072414.632
20062118.538
2点差200903.000
20082012.625
20072011.645
2006196.760
3点差200922.500
20081610.615
20071014.417
20061313.500
4点差200934.429
200887.533
200774.636
2006119.550
 

どこまでの得点差について表示するか迷ったが、いずれの年においても4点差以内で決着のついたものが全体の75%前後であったので、4点差以内までのものを一覧にしてみた。 この表を見る限り、全体としても五割を超えていない今年は当然ながら、1,2点差での勝率が非常に悪い。これにはいろんな原因があるのだろうが、結果として投打ともに勝負弱い事が現れていると思う。問題はこの後である。この事実を選手、コーチ、監督、フロントがしっかり受け止めて、理想を言えば情報交換しながら、現実的に言えば、フロント主導できっちりと編成と教育訓練の計画を立案し、実践して欲しいものである。

 

オマケで、昨年8月以降の戦績について同様に集計した結果も記載しておく。これを見ると、今年の結果がなんとなく理解できるような気がする。しかし、真弓監督の采配は昨年と違った采配を行ってのものである。この辺りをどう考えるかであるが、個人的には

 
  1. リリーフ陣に勤続疲労が来ている以上昨年までと同じ戦い方は出来ない。
  2. 先発陣にはエースが必要
     
    との信念に基づいた、来年度以降に主眼を置いた采配を振るっているのだと考えたい。*4そう言う意味では今年は延びそうな芽を見つける、あるいは実戦の中でそれを芽吹かせたり、伸ばしたりするための時間であり、課題を見つけるための時間であると考えたい。そしてその答えは今年のシーズンオフに出ると期待している。
     
    得点差勝ち負け勝率
    TOTAL1621.432
    1点差74.636
    2点差57.417
    3点差56.455
    4点差14.200
     

皮肉やねぇ

 

最後になったが、岡田前監督が作り上げたスタイルはセリーグのスタンダードになっている。悲しいことに首位を走るジャイアンツも二位のスワローズもまさに昨年までのタイガースの継投スタイルを踏襲し、好成績を上げている。両チームとも事情にあった方法でスタイルを確立したようだが、皮肉なことにタイガースはそのスタイルから脱却しようとしている。*5これらの両チーム、特にヤクルトには今のタイガースが目指している先発投手のスタイルに合致するような素材がすでに存在しているところが注目される。言い換えれば、中継ぎ、抑えのリリーフ陣を整備しながら、完投能力を持った先発投手をも育成したと言う事である。人気球団であるタイガースにとっては難しい事かも知れんが、本当の意味でフロントが責任を取れるしっかりした組織であれば、同じ事も出来るハズである。*6なんとかファンの期待に答えて欲しい。


0*1 結果的にそうなったのかも知れないが。
*2 http://www.oyagine.com/tigers/db/db_index.phpの5から持ってきただけです。笑
*3 ボロ勝ちちゅうこと
*4 とは言うものの、メンチの起用だけは堪忍して欲しい。もっとファームで差し込まれずにビシッとタイミングが取れるまで調整させるべきであると思う。ひょっとしたら、野手の事まで頭回らんのかな?笑。そうなら和田、八木がしっかりせんと!こんな状態のメンチを上げるとは八木や平田にも責任はある!但し、12球団最低レベルの渉外からの政治的圧力が無い場合であるが、反対にフロントがそんな権限を持っているとしたら、もはやこの球団に救いようは無い。一番能力の無い人間達が決定権を持っているのだから・・・なんか我社みたいやわ。爆
*5 ように見える。
*6 まぁ。ボヤーッとしてて村上に株を買い占められる脳天気やからムリかも知れんが・・・
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Last-modified: 2009-05-17 (日) 15:44:21 (4068d)