怪物ルーキー佐藤輝が大爆発、新人本塁打記録を更新するのでは無いかと言う期待が膨らみ、7月には田淵の球団記録22本をクリア、チームも勢いにのりアホは放送局はあかん優勝してしまうなどのおふざけも絶好調。大きく膨らんみ始めた胸はどうなるのでしょう。
2021年度ここまで振り返って…
月度 | 勝ち | 負け | 分け | TOT |
3月 | 3 | 2 | 0 | 3-2-0 |
4月 | 17 | 7 | 0 | 20-9-0 |
5月 | 11 | 6 | 2 | 31-15-2 |
6月 | 12 | 10 | 1 | 43-25-3 |
7月 | 5 | 8 | 0 | 48-33-3 |
8月 | 7 | 9 | 0 | 55-42-3 |
9月 | 10 | 8 | 4 | 65-50-7 |
TOT | 65 | 50 | 7 | 65-50-7 |
前半戦は他球団がコロナによる助っ人勢の参戦遅れに苦しむ中、準備万端な虎は佐藤輝の爆発的な活躍もあり白星を重ねることに成功。6月も五目並べが続いた交流戦を奇跡的な6連勝で終え、8勝4敗の好成績であったもののシーズンに入るとチームの状態は下降線をたどり4勝6敗と負け越して6月を終えている。7月度も不調傾向は継続しオリンピック期間の1ケ月の間どう立て直すかが注目されたが、大した結果を残せずその後も苦戦が続いた。佐藤輝も大失速、連続無安打記録を達成するに及んだ。投手陣も中継ぎがほころびを呈しやりくりに苦しむ中、及川、小川が頭角を現し中継ぎを支えている。打線は近本、中野、マルテと時々糸原が活躍する程度で他は全くダメと言うのが9月終了時点での状態。秋口に強いと言う印象がある大山だが9月の月間打率は.313、本塁打3本と言うことなので4番としては文句なしの落第点。その他は評価するに値せずと言うところではないでしょうか。
とまぁ、こんな状態なのですが現在、燕さんに次いで1ゲーム差で2位なのには前半戦の戦いぶり、虎が無茶苦茶強く、燕が無茶苦茶弱かったことや直接対戦成績は良かったこともあり*1不満がのこるが、それを横に置いて単純に月間の成績だけを見ると、頑張ってるやんと思えてくる。まぁ、それはここ十数年勝ててない時のパターンと比べての話なので筋違いと言えば筋違いなのですが…。
なんといっても夏場の落ち込み幅が小さい。7月と8月でマイナス5と言う小幅なもの。ただ燕が走りすぎやったので一気に首位を明け渡す結果になってしまいましたが、10月が本当の執念場。ここからは投手陣は特攻で勝ちにいかないと…。そういう意味ではカープ3連敗 で終わった9月を矢野監督以下コーチ、選手がどう感じているか…。当然、フロントも何が不足していると考えているのか、来季へどうすれば良いのかなど他球団の動きも併せて現場、管理部門とも抜かりはないと期待している。
読売の目はほぼ消えたので燕虎の一騎打ちになると思われるが、下位球団に圧倒的な強さ*2を誇る燕もDeNAに負け越して9月を終了した。なんの根拠も無いが夏前から続く好調さにもそろそろ陰りがと言う期待もある。虎打線の復調はほぼ見込めないので投手中心の野球でなんとか逆転優勝をもぎ取って欲しい。ただ守備の課題が大きいだけに投手陣にとっては点は取ってくれない上にエラーばかりする野手にキレることなく心を落ち着けて投球してもらう必要がある。フロントさん、このところを契約更改の時に糞野手にとことん理解させて給料は投手陣に傾斜配分して下さい。